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ぼん君のおいたち




0才

2000年1月30日日曜日。
ちょっぴり小さめ2650g普通分娩で誕生した、ぼん君。
初めて彼の顔を見た時、その紫色のクチャクチャ顔におもわず!「わ!ぶっさいく〜〜〜」と言ってしまった、母、はるぼん。
隣のベッドで出産中のお母さんに「ぶっ」と、笑われてしまったのを覚えています。
誕生したその瞬間から、笑いに包まれてた?
妊娠中はいろいろあったけど、出産後はすくすくと育ち、すぐに標準体重に追いつき、追い越し〜
立派なおデブな赤ちゃんになりました。
もちろん、自閉のじの字も気付いていません。
ニコニコよく笑う、ほんとうに愛らしい赤ちゃんでした!
今思うと、その大きな瞳。。。きれいでキラキラ輝いていた瞳。。。
いつも、何処か遠くを見つめていましたが・・・
赤ちゃんなんて、みんなそんなものだと思ってました。
睡眠も、育児書どおりではなかったけれど(良く考えれば、しっかり睡眠障害?だったと思います)
こんなもんでしょ?
と、お気楽に過ごしていました。




よく食べ(離乳食からこだわりがでてましたが・・・)
よく眠り(変な時間に・・・ですが・・・)
よく笑い、元気に育っていくぼん君。
ひとり立ちまでは、母子手帳通りでしたが、一人歩きはちょっと遅め。。。
1歳の誕生日を一月過ぎたころでした。

ハイハイでも猛スピードで、前進していましたが・・・
やはり歩き出すと、もう止まらない!
バリバリの多動児くんの誕生です!
1才半検診で・・・
「指差しは?」
「あ、うち、指差し一切やってませんから。キライなんです」
・・・・・・
「コトバは出てますか?」 「あ、固有名詞で喋ってます」 「?」 「犬はの〜の、猫はめ〜め・・・って、おばあちゃんちのペットですけど(笑)」 ・・・・・・・・

こんな感じで・・・全く平気、全く図々しい親でした。

でも、何故か・・・・
普通に通り過ぎてしまった、1才半検診でした。

1才




2才

バンザイ多動児!
紐をつけて歩きたかった・・・
大型スーパーへ行けば、かならず目の前から消え去る。。。
同じフロアならいざ知らず、階を一人で移動している・・・
一人で、バランス取りながら(頭が大きいからか?)エスカレーターで移動している姿を見たときは・・・!
我が子なのに、漫画を見ているみたいに感じてしまいましたよ。

どこでも、この写真のように寝転ぶのがお気に入り♪
けっして、パニック起こしてぐずっているわけではありません。
いたって、ゴキゲン!
この頃は、完全野放し状態〜〜

そうそう、この頃から、現在でも続いている・・・
石のコレクションがはじまりました。
何処へ行っても、ポケットいっぱいに、石ころをお持ち帰り・・・
我家は、石屋状態でした。

3才の誕生日を迎える数日前・・・
ばあちゃん家の階段から転げ落ち・・・
初めての入院!を経験しました。




この年は、年少・・・
でも、ぼん君は保育園も幼稚園も行きませんでした。

もちろん、障害云々のせいではありません。
(まだ、全く知りませんでしたし、疑ってもいませんでしたから・・・)
3才検診も、ただ単に「入園予定なし」・・・
その事だけで、普通にスルー・・・(またも!)
入園を控えて、あせっているお母さん方が多かったからのようです。
あせってない子供は後回し・・・
(悪い意味ではなく、児童相談所が満員だったから!なのです)

3才時代も、野放しの野生児でした。

この年に、車対車の交通事故に合い。
事故から暫く、夜泣きがあまりに酷かったので、児童精神科の紹介を受けて、専門の先生に診ていただきました。
もちろん、事故の後遺症などではなく・・・
今思うと、フラッシュバック・・・だったんでしょうね。
事故の事よりも・・・
「あらら?お母さん・・・この子、目が合いませんね〜」
そう、先生に指摘され、専門の施設を紹介いただいたのですが・・・

おバカな私は、そのまま放置!
してしまいました。

目が合わない?いいえそんな事ない!ちゃんと目を見て笑ってるもん!
そう、思い込んでいました。

でも、この先生のコトバで、後の障害診断を受け入れる心の準備が出来たようです。

3才




4才

保育園入園!
元気いっぱいの保育園児!
本人も、とても楽しそう!

でも、やはり保育園に入園した事で、彼の転機がおとずれました。

入園した保育園の園長に、彼の発達障害を暗にほのめかされ・・・しぶしぶ、児童相談所へ・・・

発達テストを受け・・・
ドクターの診察・・・

診察室に入って、ものの数分の事。
館内案内のアナウンスが・・・

「うるさ〜〜〜い!!!!!!」

ぼん君、そう叫ぶなり、耳塞ぎ!

たしかに、ひずんで大き目のアナウンス・・・(児童相談所なのにね〜)
でも、こんな風にいきなり叫んで、耳塞ぎ・・・

こんな状態からはじまったら、まるで、自ら障害告知へ序曲を奏でたようなもの・・・
もう、素直に耳を傾けるしか術がない。。。
この後のドクターの言葉、一つ一つが全部、ぼん君に当てはまる。。。 発育レベルは平均の1年遅れ・・・

光や音に敏感な事
目が合いにくいこと
コトバの若干の遅れ
同じ道を歩きたがる

広汎性発達障害・・・アスペルガー症候群の診断を受けました。




診断後は、いくらぼ〜〜とした母親でも真剣になります。
少々躍起になりすぎていたかもしれません。
気ばかり焦って・・・
あまり精神的に良くない状態だったかもしれません。

診断受けたばかりの時は、親は子供のためにも、落ち着いて心を静かにさせたほうがよいような気がします。

元気が盛りのぼん君!
大好きな事が沢山増えて、毎日楽しく遊んでいます!
コトバもどんどん増えていきました!
お〜〜〜いつの間にか、普通に会話が成り立っている!
そう気付いたのも、年長になってから・・・
自由気ままな野放し生活から、他の人とのふれあいに気付いた、彼にとっても大切な、保育園時代でした。

小学校への不安も、入学時検診の直前に受けた、発達テストでなんとか、平均値まで成長したとの結果。
「普通科で充分ですよ」

ドクターにそう言っていただいて、普通科入学に決心がつきました。

5才の12月・・・
喘息発作が起き、少しの間、入院生活をおくりました。

5才




6才

6才春、保育園卒園!
そして、小学一年生!

学習机もランドセルも自分で選びました。

この春、入学一月目でお友だちに他害行為。
新しい環境にストレス爆発状態でした。

幸い、発達障害児を受け持った経験のある、やさしい女性の担任で、ぼん君も自然と落ち着いて心も穏やかになってきました。

「短期記憶」が苦手・・・
この年の発達テストで判明しました。
学習に遅れが出がちなぼん君。
視覚支援と彼なりの独特な覚え方・・・
を試行錯誤をしながら、作り上げている最中です。
まもなく7才という現在。
やっと、単純な一桁の足し算、引き算がクリア出来ました〜♪

ぼん君らしいこだわり・・・
今、1年の3学期・・・
これを何処で勘違いしたのか、
「1年の4学期☆」
と思い込んでいます。
順を追って、説明しても・・・
「どうして、ぼくを信じてくれないの?」
なんて言うんです・・・

こういう思い込みや誤解、ゆっくり時間をかけてでも、きちんと解いておかないと・・・
「謎の四学期事件」
当面の課題が、これなんです。

2007年1月30日
ぼん君は7才になりました。

2007.1.30



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