〜 心変わり 〜 作者:BISU
あなたが愛した人は。
そんな人じゃなかったはずだ。
ああ。
曇りのないあなたの瞳。
あなたが見紛うはずがない。
なのに心は離れていく。
〜 大切なもの 〜 作者:BISU
より大切なものがあるから。
人は失うことに耐えられる。
僕は賛辞を送ろう。
自分より大切なものがある人に。
僕は祝福しよう。
その人に大切にされているものを。
〜 コーディネート 〜 作者:BISU
君は僕をコーディネートする。
僕は身なりを構わないから。
君はそれこそ帽子から靴まで。
どんどん探して来る。
僕に似合うと思うものを。
ちくちくする新しい服を試着しながら。
僕はそっと姿見を通して。
満足そうな君を眺める。
〜 散策 〜 作者:BISU
僕は君と散策する。
僕が下見をしておいたルートを。
君は辺りを見回す。
もの珍しげに。
僕はその様子をうかがいながら。
得意になってずんずん歩く。
子どものように。
心の中ではしゃぎながら。
〜 おはようのコール 〜 作者:BISU
僕は君の声が聴きたくて。
おはようのコールをする。
はあ。
今なん時だと思っているの。
そのあきれた声を。
愉快に予想しながら。
〜 餃子一つ 〜 作者:BISU
君はカウンターで。
餃子を注文する。
あ。
にんにくたっぷりでね。
おやじさんにそう一声掛けて。
おいおいオネーサン。
昼間から餃子かい。
しかもにんにくたっぷりで。
そうつぶやきながら。
僕も同じものを注文する。
おやじさん餃子一つ。
〜 一言 〜 作者:BISU
君の第一印象は。
わきが臭そうな女だった。
エイトフォーとか使っているの。
僕のその一言で。
一気に崩れるのを感じた。
君と僕の間の壁が。
〜 クレイジー 〜 作者:BISU
僕がクレイジーなのか。
君がクレイジーなのか。
僕がクレイジーなら。
僕は君を世の光にしよう。
君がクレイジーなら。
僕は君の所まで堕ちよう。
〜 ご機嫌 〜 作者:BISU
ご機嫌でいこう。
空は青く澄み渡り。
地平線が遙かに望める。
〜 パレード 〜 作者:BISU
都会を飛び出して。
南に向かおう。
パレードに参加するんだ。
遠く南の街で。
〜 自由 〜 作者:BISU
自由を手でつかもう。
〜 望み 〜 作者:BISU
枯れた大地にまこう。
望みの種を。
枯れた大地にこそ。
望みは根付く。
〜 過去 〜 作者:BISU
人は生きていく。
過去を背負って。
歩みを止めることはない。
その荷が重過ぎても。
〜 シンボル 〜 作者:BISU
平和のシンボルはハト。
自分のシンボルはなんだろう。
人が寄って立つものは。
〜 踊ろう 〜 作者:BISU
僕と一緒に踊ろう。
夜がやって来る。
朝まで踊り明かすんだ。
短い夜こそ僕たちの時間。
〜 ニューヨーク 〜 作者:BISU
誰もが平等にチャンスを与えられた街。
ニューヨーク。
そこでは実力のみがものを言う。
過去は関係ない。
誰もが自分を顧みざるを得ない街。
ニューヨーク。
誰もが懸命に生きている。
自分の不遇を覆すために。
〜 くだらない 〜 作者:BISU
皆同じ話をして。
皆同じ調子で笑う。
いつか僕自身が証明する。
この世界はくだらないと。
僕が見下ろすんだ。
僕を見下ろしていた人達を。
〜 愛を教えて 〜 作者:BISU
君の愛を教えて。
君の愛から学びたい。
僕はつまらない世界の人間だから。
愛し方を教えてほしい。
〜 悪は滅びる 〜 作者:BISU
悪は滅びる。
誰もが報いを恐れるけれど。
避ける術とてない。
〜 鬱憤 〜 作者:BISU
皆鬱憤を晴らしているだけなんだ。
他の誰かを利用して。
僕は試されているだけなんだ。
いと高貴なお方によって。
〜 温めてあげよう 〜 作者:BISU
僕は温めてあげよう。
君の冷え切った体を。
僕は体温が奪われても全然平気だ。
君の心が僕を熱くするから。
〜 ただの女じゃない 〜 作者:BISU
君は僕にとって。
ベッドを共にするだけのただの女じゃない。
だから僕も君にとって。
ただの男でいたくない。
〜 友達 〜 作者:BISU
僕のために誰かを裏切るなら。
僕は友達として君を恥ずかしく思うだろう。
誰かのために僕を裏切るなら。
僕は友達として君を賞賛しよう。]
〜 お父さんとお母さん 〜 作者:BISU
お父さんは外で働き。
お母さんは家で迎える。
一日の終わり。
お父さんとお母さんの言う心地良い疲れ。
それと同じものを。
僕もいつか感じることが出来ますように。
〜 僕は君を待っている 〜 作者:BISU
いつでも。
いつまでも。
僕は君を待っている。
僕は君から離れることはないから。
君は自由にのびのびと。
世界を探検して来てほしい。
そして疲れたら。
君のお土産話しをお願いしたい。
その日が来ることを。
僕は楽しみにしている。
〜 パラダイス 〜 作者:BISU
パラダイス。
そこでは皆変わっていく。
誰もが理想を追い求めるから。
昨日から今日へ。
そして明日へ。
〜 重戦車 〜 作者:BISU
僕の鎧は重量級だ。
装甲を分厚くして。
小銃位には耐えられるようになった。
敵は雑魚ばかりだけれど。
重戦車は目立つんだ。
集中砲火には負ける。
〜 賢愚 〜 作者:BISU
賢い人は。
自分の愚かさを知っている。
愚かな人は。
自分の賢さしか見ようとしない。
〜 謙虚 〜 作者:BISU
謙虚は素晴らしい徳だ。
もっと厚顔で。
他者より自分の方が偉いと。
勘違いしている人もいるんだから。
〜 隠しごと 〜 作者:BISU
皆が普通に隠すことは。
恥ずかしいことじゃないけれど。
自分だけが特別に隠すことは。
恥ずべきことだ。
それは隠しごとだから。
〜 礼節 〜 作者:BISU
見知った人には。
おどけて見せても良い。
それは立派なキャラクターだ。
だけど初対面の人には。
礼節をもって接するべきだ。
〜 自尊心 〜 作者:BISU
自尊心を傷付けられたくないなら。
他の人の自尊心を傷付けないことだ。
相手を大事にしさえすれば。
相手からも大事にされる。
〜 紙一重 〜 作者:BISU
小馬鹿はたくさんいる。
だけど大馬鹿は珍しい。
小馬鹿は上にへつらう。
だけど大馬鹿は上にそむく。
小馬鹿は自分の馬鹿さに気付かない。
だけど大馬鹿は自分の馬鹿さを痛感している。
小馬鹿は凡人だ。
だけど大馬鹿は天才と紙一重だ。
〜 お買いもの 〜 作者:BISU
少年は向かう。
小さな手のひらに。
痛い位にコインを握り締めて。
月日は流れ。
かつて少年だった男は向かう。
大きなポケットに。
緩やかに財布を忍ばせて。
〜 お豆腐 〜 作者:BISU
お豆腐屋さんの店先で。
ふうと息を付いて。
おやじさんが言う。
今日の最後の一丁だよと。
僕はいとおしい程柔らかな。
今日の最後の一丁の感触を確かめる。
〜 残らないもの 〜 作者:BISU
別荘から。
温泉のお湯を汲んで来たんだ。
この温泉のお湯は。
飲むことが出来るから。
冷たくすると。
のどごしさわやか。
重い思いをして運んで来たのに。
すぐになくなってしまう。
別荘での思い出のようには。
残らないものなんだ。
〜 僕も君も人間 〜 作者:BISU
僕も君も人間。
砂浜の砂粒のような存在だ。
砂粒はちっぽけで。
砂浜は大きいけれど。
砂粒が集まってこそ砂浜が出来る。
〜 波頭を越えて 〜 作者:BISU
今この瞬間にも。
世界のどこかで。
波頭を越えて。
海のかなたまで。
旅立つ人がいる。
そう考えると。
とっても不思議だ。
〜 春巻き 〜 作者:BISU
君は知っているかい。
春巻きを生で食べる国があることを。
僕は知らなかった。
僕は春巻きが大好きなのに。
だから今度お母さんにお願いして。
生の春巻きを作って食べたい。
でもとりあえず今夜は。
焼いた春巻きを堪能しよう。
〜 僕達はどう生きるか 〜 作者:BISU
僕達はどう生きるか。
それが肝心だ。
今までも。
僕達がどう生きるか。
それが試されて来たんだから。
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