〜 春 〜 作者:BISU
新しい風が。
新しい木の葉が。
新しい季節にようこそ。
〜 ノーメイクで 〜 作者:BISU
君にお願い。
僕と二人でいる時には。
ノーメイクで。
心のメイクを取り払って。
〜 変わりばんこ 〜 作者:BISU
僕が意識するのが。
おかしいのかもしれないけれど。
対話っていうのは。
変わりばんこにするものなんだね。
僕に君の話が十分伝わっているのか。
僕の方こそ態度が冷たかった。
そっけなかった。
君にどう接したら良いのか。
理解が足りなかった。
それが気掛かり。
〜 ハルカの視点 〜 作者:BISU
ハルカは言う。
君(僕)が私(ハルカ)を幻覚だと思うのは自由だと。
ハルカは主張する。
私(ハルカ)にとって君(僕)は現実だから。
私(ハルカ)が私(ハルカ)であることには変わりがないから。
〜 惑星のように 〜 作者:BISU
僕は惑星のように。
ハルカの周りを回る。
僕が地球で。
ハルカが太陽。
〜 雲を食べたい 〜 作者:BISU
青空の下。
君と芝生に寝そべって。
一緒に雲を食べたい。
じゃれあったり。
泣いた後に笑顔になったりするために。
〜 違う 〜 作者:BISU
うららかな日曜日に。
僕はこうして君と歩く。
君は現実なのか。
でもなにかが違うんだよ。
心がうずく。
〜 勇気 〜 作者:BISU
僕は勇気がないことに関しては。
誰にも負けないと思っている。
僕のコンプレックス。
僕の自慢。
君になら僕の勇気のなさがわかるだろう。
〜 いつくしみ 〜 作者:BISU
君はどうすれば。
僕を抱きしめられるだろうかと。
だけどもう。
君の世界と僕の世界の橋を通して。
君から僕へ。
君のいつくしみが伝わっているから。
だから僕は。
満ち足りた気持ちで。
君に向かって。
想いを送ろう。
〜 男心 〜 作者:BISU
君の優しい微笑みで。
僕は子どもでいられるんだ。
君の微笑みを絶やさないために。
たいていのことを。
僕はやって見せるけれどね。
〜 承認 〜 作者:BISU
僕は君を一人の人格として。
ここに承認しよう。
君が僕を一人の人格として。
承認してくれたなら。
〜 影 〜 作者:BISU
君は僕の影。
君が僕に呼び掛けるのは。
僕の影だからだ。
君はうつむく。
僕は君を見まいとする。
〜 同じ 〜 作者:BISU
僕は君のことを知りたい。
君は僕のことを知りたい。
君と僕は同じことを考えているのか。
別々のガラスの小瓶の中に入って。
ささやき合っている君と僕が。
〜 公園で 〜 作者:BISU
僕はパン屋のパンを。
買い食いする。
君はハトに餌をやりながら。
春なのにまだ寒いねと。
その言葉から。
君の温かさが伝わって来る。
昨晩感じていた。
君のぬくもりも。
君の肌触りも。
君のくすくす笑う声も。
〜 優しさ 〜 作者:BISU
ハルカは最近。
耳触りの良い話をしないんだね。
僕に聴こえるのは。
ドキリとする言葉ばかりだ。
ハルカの優しさが。
僕に甘えを許さないのか。
ハルカの優しさが。
僕に厳しい言葉を投げ掛けるのか。
ハルカの優しさが。
大人の言葉を発するのか。
〜 嵐 〜 作者:BISU
君が嵐に遭っているというのに。
僕は月よりも遠く冷たい。
クレーターのようにあばただらけで。
醜い僕の姿。
君は僕を温かく迎え入れてくれたけれど。
君と僕は同じじゃない。
大きく育った君の心からは。
かすんだ所に僕はいる。
誤解じゃない。
勘違いじゃない。
僕は冷たい心でいたんだ。
〜 いつまでも 〜 作者:BISU
いつまでも。
僕は君と一緒にいたい。
僕のわがまま。
僕の挑戦。
〜 春眠 〜 作者:BISU
雨が降っているからか。
なんだかとっても眠いんだ。
こんな日は。
夢心地で寝ていたい。
君を想いながら。
〜 僕の言葉 〜 作者:BISU
君のことを考えて。
僕は精いっぱい頭をひねる。
そうすればほら。
陳腐な言葉があふれ出す。
〜 花園 〜 作者:BISU
僕は家の近くに。
花園がある公園を見付けたんだ。
ハルカは花が好きだから。
喜ぶ顔を想像すると。
僕はいても立ってもいられない。
〜 我慢 〜 作者:BISU
僕はハルカにだって誰にだって。
僕のことで我慢してほしくない。
関係を続けるっていうことには。
努力が必要なんだけれど。
〜 星になる 〜 作者:BISU
僕らの大切な人達も。
遠くにいくと皆。
黄泉の世界に入る。
その魂は日が暮れると。
星になって夜空に輝く。
〜 君がいる限り 〜 作者:BISU
僕が遠くにいったとしても。
君がいる限り。
僕は君の中で呼吸し続ける。
君の目に僕の姿が醜く映っていたとしても。
だから僕は心安らかに眠れるだろう。
〜 幸せ 〜 作者:BISU
自分に素直に生きることが。
君の幸せなんだと思う。
他者から素直だねと言われることが。
君の幸せなんじゃない。
〜 否定 〜 作者:BISU
君がレイコを否定することで。
誰が幸せになれるんだい。
他の誰かがレイコを否定したように。
君はレイコを否定するのか。
〜 幸せのレシピ 〜 作者:BISU
君の微笑みが。
僕を幸せにする。
考えるんじゃない。
感じるんだ。
一人の幸せが。
他の誰かを幸せにする。
そうじゃなきゃ嘘だ。
〜 君の存在 〜 作者:BISU
早朝には。
まだ暖房が要る。
顔を洗う時には。
まだ湯沸かし器が要る。
君はレイコにとって。
そういう存在であってほしい。
温かな。
とても温かな存在で。
〜 僕に決めさせるな 〜 作者:BISU
肝心なことを。
僕に決めさせるな。
お願いだから。
ハルカはそれで。
むくれるのを止めないけれど。
〜 時には 〜 作者:BISU
時には素顔の君を見せてほしいと。
周りの人は思っているはず。
時には素顔の君を見せてほしいと。
ハルカが僕に言うように。
〜 わかる 〜 作者:BISU
君はどうして。
僕が君のことがわかるのか不思議なんだね。
僕は誤解することもある。
かつてのようにね。
でも少し付き合えば。
ただなんとなく。
君ってこういう人なんだなってわかるんだ。
〜 心の隙間 〜 作者:BISU
僕は腰が落ち着かなかった。
たまには他の女の子の所にもいった。
だけどハルカは信じてくれた。
僕を信じることで。
心の隙間を埋めていたって言うんだ。
〜 君の眼 〜 作者:BISU
君の眼に映る僕は。
こんなふうではなかったかもしれない。
かつてはきらきら輝いていた。
そんな子どもの頃もあった。
〜 諦め 〜 作者:BISU
相手を諦めることは。
許されることに対する諦め。
許すことに対する諦め。
君は諦めることが多過ぎた。
〜 舞う 〜 作者:BISU
君は舞う。
凍り付いた空気の中で。
すぐに氷が溶け出すだろう。
君は自由だ。
〜 天秤 〜 作者:BISU
僕は女の子に出会った。
天秤を手にしている。
片方には現実。
片方には妄想。
それがハルカだった。
〜 逃げる 〜 作者:BISU
僕は逃げる。
現実から。
妄想から。
そうして逃げ続けている内に。
大きな扉の前に立った。
その先は奈落で。
炎がちらちら燃えているのが見える。
〜 ハルカ 〜 作者:BISU
ハルカはどこまでも。
スパルタンな女の子だ。
コンパクトなおもちゃのくせに。
マニュアルでガンガン走れるクルマ。
ロータスエキシージだ。
〜 後悔 〜 作者:BISU
君は後悔しているかもしれない。
取り返しが付かないことに。
でももう君は気付いてしまった。
後戻り出来ないことに。
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