〜 批判しよう 〜 作者:BISU
批判しよう。
君を悲しませるものを。
君を縛る全てのものを。
〜 取り戻せ 〜 作者:BISU
取り戻せ。
自然な行動を。
取り戻せ。
自分の心を。
〜 重なる 〜 作者:BISU
君は連想する。
悲しいあの人を。
彼の悲しさを。
僕の内から。
〜 君の言葉 〜 作者:BISU
君は抱き締める。
幼かった頃の小さな君を。
僕は今の君から。
彼女の言葉に耳を傾けよう。
〜 対話の始まり 〜 作者:BISU
僕は君のことを理解しようとする。
君が僕に理解されたいと。
望んでいるように思えるから。
でもそれは誤解で。
君が僕を理解する方が近道なのかもしれない。
〜 冒険 〜 作者:BISU
僕を理解したいという。
君の気持ちは受け取った。
準備は良いかい。
他者の世界に分け入るのは。
ちょっとした冒険だ。
〜 光 〜 作者:BISU
恐る恐る。
用心深く手探り。
もう少しだけ勇気を持って。
腹を割ってしまえれば。
そこに光が見えるはずだ。
〜 いざない 〜 作者:BISU
僕は狭い世界の住人だ。
でも君となら。
広い世界に踏み出せそうな気がする。
子どもの頃に。
良く風を切って走ったように。
〜 わがまま 〜 作者:BISU
僕らは別々の心を持つから。
君のことで僕が心配しなくて良いと。
君は言ってくれた。
だけど僕の言葉が気になるなら。
僕に出来るだけのことはさせてほしい。
〜 大丈夫だよ 〜 作者:BISU
安心して。
僕は君の心に寄り添う。
あるがままの君で良い。
素敵な音色が確かに聴こえる。
君の言葉が僕の心に響いたのだから。
〜 君と僕の間柄 〜 作者:BISU
僕は君に言葉を送った。
間柄なんてものは後で誰かが決めれば良いと。
君にははっきりと壁が見えているだろう。
君と僕の間の壁が。
僕が消えてほしいと願う壁が。
〜 君のまなざし 〜 作者:BISU
僕が君から。
温かいまなざしを感じるのは。
なぜだろう。
君が自然に。
僕を理解しようとするからなのか。
〜 贖罪 〜 作者:BISU
僕が理解出来ないことを。
君のせいにしたのは悪かった。
もし君がまた僕を受け入れてくれるなら。
贖罪の方法を教えてほしい。
君の良いように。
〜 僕は 〜 作者:BISU
僕は君が妬ましかった。
僕に出会えたことを。
幸せだと言ってのける君が。
〜 施し 〜 作者:BISU
君の思いやりは良くわかった。
なんでも口に出せば良い訳じゃないことに。
僕は初めから気付くべきだった。
そうやって僕は君から。
思いやりを施されて来たって訳なんだね。
〜 静寂 〜 作者:BISU
あまりの静寂は。
僕を不安にさせる。
言いたいことがあったら。
君の言葉で表現してほしい。
その言葉に僕は快く酔いしれるだろう。
〜 つぼみ 〜 作者:BISU
君はつぼみだ。
今はかたく閉ざされているけれど。
やがて美しい花になる。
君に触れれば。
変わらぬものなどないような花に。
〜 記念碑を建てよう 〜 作者:BISU
君自身の言葉で。
記念碑を建てよう。
今まで築いて来たもの。
新たに見出したもの。
これから征服するもの。
全ての輝かしい世界を賞して。
〜 攻略者の心 〜 作者:BISU
君は最後の砦を。
僕に落とされたと言う。
だけど僕の心は。
砦に旗を立てる前に。
君に敬意を表さずにはいられない。
〜 見えて来たもの 〜 作者:BISU
君は僕に心を開くのが。
怖いと言っていた。
でも本当に怖かったのは。
僕の方さ。
僕は怖くて怖くてたまらなかった。
君が僕の心を垣間見ることで。
離れていくのではないかと。
〜 はばたく 〜 作者:BISU
僕の心は。
なんて小さくて。
閉ざされているんだろう。
それでも僕の心は。
君の心に向かってはばたく。
君が僕のことを。
必要としていると言ってくれるから。
〜 陰陽 〜 作者:BISU
君が生きている世界が陽なら。
僕が生きている世界は陰だ。
君の世界はまぶしすぎて。
僕にはぜひともサングラスが必要。
君が僕に触れる時には。
懐中電灯が要るだろう。
この正反対の僕達が出会った理由は。
明かりを調整するためだと。
僕は考えている。
〜 消しゴム(または小学生の詩) 〜 作者:BISU
消しゴムの役割は鉛筆の間違いを消すことです。
少しずつ心を削りながら。
いつか鉛筆が短くなったら。
そっと言ってやりたいのです。
最近書き取り上手くなったじゃないかって。
〜 提案のこと 〜 作者:BISU
僕の自慢の記憶力は薬漬けで。
永久に駄目になってしまった。
それでも僕の頭は。
掘り返すことを止めようとしない。
過去の嫌な経験を。
僕は君と出会って。
心の底で期待していた。
新しい世界に触れられることを。
辛く苦しい僕の人生で。
ささやかな一つの希望。
もし僕と君が一生懸命話し合って。
互いの心が笑顔にならなかったら。
だから僕はない知恵を振り絞って。
少ない経験から君に提案したんだ。
共通の話題を用意しようって。
〜 ひも解く 〜 作者:BISU
こうやって君と話している内に。
僕らは思い付きで予想外の方向に向かう。
こうなることを君は期待していたみたいだけれど。
僕はちょっと驚いたよ。
君が演技を止めたことに。
僕がそれをひも解いたことに。
君の態度が変わっていく。
君が遊びを期待していたのなら。
相手を間違ったってことだね。
〜 幸運 〜 作者:BISU
忙しい毎日を過ごす内に。
僕らは大切なものを見失っていく。
君の心を射止めた奴はなんて幸運だったんだろう。
でもその内に。
そいつもその幸運が特別だったことを忘れていく。
ああ。
僕の目は一体なにを見ているんだろう。
僕の頭は退屈で。
要らないものが詰まっているだけ。
君に気の利いた言葉の一つも掛けてあげられない。
僕は幸運なのか。
|